−トカゲモドキとは?−

 

初めての方には聞きなれないであろうトカゲモドキ・・・いったいなにものなのか?

名前だけ聞くとトカゲの一種?と思われるだろうが実はヤモリの一種と言われている。しかしヤモリが持たないを持ち、また壁などに張り付けず主に地上で暮らしている。
ペットとしては定番のヒョウモントカゲモドキはイラン、アフガニスタン、インド北西部などに生息している。日本にも奄美諸島、沖縄、などに数種が生息しているがほとんど天然記念物に指定されている。

−どんな種類がいるの?−

ペットとして定番、丈夫で飼い易いヒョウモントカゲモドキ、大きさ、形ともヒョウモントカゲモドキと似ているが黒い瞳と緩慢な動きがかわいいニシアフリカトカゲモドキ、小柄でスリム、気が強いボウシトカゲモドキ、ボウシによく似ているサヤツメトカゲモドキ、ボウシよりもっと小柄で動きが俊敏なテキサスバンデットゲッコー、サバクトカゲモドキ、まだ飼育法が確立されておらず飼育が難しいヒガシアフリカトカゲモドキ、キャットゲッコー、チャイニーズレオパードゲッコー、ベトナムレオパードゲッコー、日本の沖縄周辺に生息するオビトカゲモドキ、クロイワトカゲモドキなど。

−何が魅力?−

・飼育が楽
最大の魅力は小スペース&簡単な設備で飼える事。 昼もののトカゲと違い夜行性で紫外線を必要としないため紫外線ランプなど用意しなくてもよい。適温、適湿度にしておけば飼えてしまう。ヒョウモントカゲモドキなどの丈夫な種類ならプラケースに保温シートを敷いただけでも飼育可能。 また彼らは決まった場所に糞をするので掃除も大変楽である。餌も数日おきでよい。


・かわいらしい
ヤモリと比べると瞼があるため表情が豊かでかわいらしく見える。 また慣れてくると触ったりすることもでき餌も手から食べる。特にヒョウモントカゲモドキ、ニシアフリカトカゲモドキはハンドリングするのに大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさで慣れやすい。

・繁殖も楽しめる
比較的簡単に繁殖できる。種類にもよるだろうが生後1年くらいから性成熟する。性成熟したペアを一緒に飼っているだけで卵を産んでくれることもある。卵は適温湿度にしておけば2ヶ月前後で孵化する。

・寿命もちょうどよい

種類にもよるがヒョウモントカゲモドキなどは10年前後。長すぎず短すぎずというところ。

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